教科の学習を深める自由研究 図工      

     特産物で街を見る


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│ 特産物を表す(アピールする)物を探す。                 │
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 私の住む天童市では、市への入り口であるJRの改札から出た正面、正面階段を下りた時計の下には、次のような言葉が掲示されている。
【将棋駒といで湯とフルーツの里】
 それは市の至る所に視覚に訴えた「形」となってアピールされている。それを街の中から子どもたちに探させるのである。
 特産物を調べまとめていく帰納的学習から、特産物をどのように印象づけようとしているかという演繹的学習への転換を図る。そのためには図工的な「形」、「イラスト化された物」から入る自由研究はおもしろい。
 子どもたちはアンテナを広げて地域を捉えていくことになる。
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 将棋の駒で天童の街を眺めてみる!
 おみやげ売場は特産物の宝庫である。おみやげ物の形・包装には将棋の駒がふんだんに使われている。それらを集めてもかなりのものになる。しかし、それでは、おもしろくない。街の中にある将棋の駒を探させてみたい。生活の場での再発見が子どもたちの興味関心を深めていくのである。
 探せば街の至る所で見つけることができる。
①郵便ポスト 郵便ポストの上に将棋の駒がある。
  なぜか壁の近くにも駒の形がある。

②橋の名前
 市を流れる川には、王将橋・銀賞橋という名前の橋がある。特産物は、橋の名前にまで及んでいる。
③市のバス停
④マンホールのふた
   仕切弁         汚水
⑤郵便局の風景入り通信日付印
 各局独自に観光地や特産物を入れて作っている物である。ここにもしっかりとある。

 「授業のネタ 教材開発」(明治図書)2001 8月号